子どもの視力低下は、どのようにして気付きますか?
学校の視力検査で発覚したり、本人から「黒板の文字が見えにくくなった」と訴えがあったり、テレビを観る時についつい前に行って観てしまうなどでしょうか。
自覚症状が出てしまうときには、末期であることが多い眼の病気。
そのため普段から定期検診を受けることが大切と話すのは、福岡市中央区にある大原ちか眼科の大原院長。
生後1~2ヵ月で動くものが分かり、3~4ヵ月ではっきり見えます。
1歳での視力は約0.3。2歳での視力は約0.6。3歳での視力は約0.8になり、3歳頃になると眼科での視力検査ができる子どもが多くなります。
6~7歳までは、物を見ることで子どもの視力が発達します。
その年齢までに斜視、強い遠視、病気で発達が妨げられると弱視になり、その症状は片目だけの場合もあるため、子どもは自分で気付けません。
眼鏡を検討する基準は、視力検査で裸眼視力が0.7以下の場合です。生活や勉強に影響が考えられるからです。
必ず近視、乱視、遠視、斜視、斜位、目に病気がないかなどを眼科で確認し、眼鏡処方をもらいましょう。
眼科を受診せずに直接、眼鏡店で眼鏡を作っては目の病気があった場合、見逃すこともあります。
また、実際にできた眼鏡の見え方が強すぎたり、弱すぎたりすることもありますので、信頼できる眼鏡店で購入しましょう。
目が見えにくいまま放置しておくと、目つきが悪くなったり、ぼやけた世界で生活するほうが子どもにとってマイナスになることが多いです。
3歳を過ぎた頃から定期的に視力検査を受け、子どもの視力に注意しましょう。
情報提供:大原ちか眼科
http://www.ladycal.net/item/3957